トレイルメイキングテストに引き続いて,もぐらたたきゲームもホームページ上で試すことのできるWeb版を作りました。
もぐらたたきゲーム Web版(maruhi-lab.com)
これは,現在進行中の卒論研究で使用しているものです。ターゲットの数や画面に出ている時間など,自由に設定が可能です(Windows版は細かなデータを記録可能です)。
初期状態では,「ねずみ」がターゲットでそれ以外はディストラクタ(叩いてはいけない項目)になっていますが,ターゲットを「ねずみ」と「うし」と「とら」(干支の順になっています←当初実験を高齢者施設で行う予定だったため)などと増やすと,ワーキングメモリに対する負荷(記憶容量および中央実行系におけるタスク切り替えの負荷)を高めることができます。
また,「ねずみ」「うし」「とら」をディストラクタ,それ以外をターゲットにするなどの設定にすると,抑制機能の評価ができるようになります。
ちょっと専門的な話ですが,単なるゲームであっても,認知機能が調べられることをぜひ体験してみてください(子どもやお年寄りでは時間をゆっくりにしてあげてください)。
プログラムの使い方は,Windows版のページに書いています。
もぐらたたきゲーム ver.3(MogGame03) | maruhi laboratory (maruhi-lab.com)