プロフィール

このページについて

このページは,比治山大学 現代文化学部 社会臨床心理学科 吉田弘司(実験心理学研究室)がゼミ生たちとやっている教育・研究活動に関するホームページです。私のゼミでは,基礎心理学の立場から障害をもつ方たちの役に立てないか(さらには社会の役に立てないか)とチャレンジしています。また,ボランティアサークル「ひよこ」をつくって学生たちと一緒に地域社会のいろいろな場で活動しています。私たちの武器は,認知心理学や神経心理学の領域で培われてきた認知機能(脳機能)に関する知見と心理実験のテクノロジー(ICTの活用技術を含む)です。そのご縁で,(株)ユニコーンを中心とした広島発障がい者/難病患者支援ネットワーク「miyasuku」(「みやすく」は広島弁で「易しく・簡単に」の意味)の一員としても活動しています。

 

プライバシーステートメント

本サイトでは個人情報の収集は行っておりません。

 

吉田ゼミの特徴(ゼミ生募集中!)

  • 実験」という方法をベースに,人のこころや行動,認知機能(脳機能)などについて研究します(日本の心理学研究でよく用いられる人の意識に問う「調査」は,必ずしも真実を映す鏡ではないかもしれません)
  • よしだがもつ知識とスキルはとにかくすべて提供するので,「楽しくて」,「おもしろくて」,「役に立つ」研究を目指します(よしだも指導教員というより「共同研究」の一員としてゼミ生の研究に全力で参加します!)
  • とにかく「コミュニケーション」を重視しています(お互いにリスペクトしながら誰でも何でも言える雰囲気を大切にしています)
  • 実験心理学のスキルを応用した「ゼミ活動」を行うアクティブなゼミです(地域の現場をフィールドに赤ちゃんからお年寄りまで,いろんな方を対象としてゲームコーナーや脳トレイベントをやりながら心理学の実践・応用にチャレンジしています)
  • ひとりひとりの「進路」の支援を一番重視しています(内ではしっかり面倒見てあげるので,外では失敗を怖れず戦ってほしい!)

 

吉田(よしだ)について

名前

吉田 弘司(よしだ ひろし)

 

所属

比治山大学 現代文化学部 社会臨床心理学科
教授(知覚・認知心理学,実験心理学)

 

学歴

  • 昭和55(1980)年3月 佐賀県立佐賀西高等学校 卒業
  • 昭和55(1980)年4月 広島大学教育学部心理学科 入学
  • 昭和60(1985)年3月 同上 卒業(文学士)
  • 昭和60(1985)年4月 広島大学大学院教育学研究科実験心理学専攻博士課程前期 入学
  • 昭和62(1987)年3月 同上 修了(文学修士)
  • 昭和62(1987)年4月 広島大学大学院教育学研究科実験心理学専攻博士課程後期 進学
  • 平成3(1991)年9月 同上 中途退学
  • 平成17(2005)年4月 広島大学大学院教育学研究科教育人間科学専攻(心理学分野)博士課程後期 入学(社会人)
  • 平成19(2007)年3月 同上 修了(博士(心理学),学位論文「顔認識処理の初期過程に関する研究」)

 

職歴

  • 昭和63(1988)年4月 Massachusetts Institute of Technology(マサチューセッツ工科大学), Department of Brain & Cognitive Sciences(脳・認知科学研究部門), Infant Vision Laboratory(乳幼児視覚発達研究室)客員研究員
  • 平成2(1990)年5月 同上より帰国
  • 平成3(1991)年10月 広島大学教育学部心理学科 助手 就任
  • 平成8(1996)年3月 同上 退職
  • 平成8(1996)年4月 比治山大学現代文化学部コミュニケーション学科 助教授 就任
  • 平成16(2004)年4月 比治山大学現代文化学部社会臨床心理学科 助教授(所属変更)
  • 平成19(2007)年4月 比治山大学現代文化学部社会臨床心理学科 准教授(職名変更)
  • 平成21(2009)年4月 比治山大学現代文化学部社会臨床心理学科 教授(現在に至る),比治山大学・比治山大学短期大学部 副学長(経営企画担当,平成25年3月まで)

 

その他

  • 私は,「知覚」という,とても単純かつ原始的な心的過程を研究してきました。知覚のような単純な脳内の情報処理過程にも,人間が社会的動物として進化してきた証を見ることができます。人間がどのように進化してきたのかを知ることは,人はどのような存在なのか,人はどう生きるべきなのか,我々を取り巻く環境はどうあるべきなのかという問題にもヒントを与えてくれるものと考えています。
  • これまでの研究活動で身につけた実験プログラムなどを作るスキルを活かして,いろいろな人たちの認知機能(脳機能)の評価や訓練(発達支援・リハビリ支援)に役立てられないかと試行錯誤しています。
  • 学生たちと一緒にボランティアサークル「ひよこ」を運営しています。また,県内の障がい児・障がい者施設や高齢者施設,病院といっしょに障がい児や障がい者,高齢者,難病患者を支援する試みをしています。