ひよこ

比治山大学には,私が顧問を務めている「ひよこ」というボランティアサークルがあります。

2010年のこと,医療や福祉の分野では現場実習が充実しているのに対して,心理は当時まだ外での実習の機会がほとんどなかったので,ボランティアでもいいので一緒に外に出ようや~と,当時の学生たちと一緒にお昼ご飯を食べながら話して作っちゃったクラブです。大学の学生団体なので誰でも入れるけど,発足当時から心理の学生が多い(他の学部・学科の部員もほしいのでぜひ入部してください!)。

ボランティアの依頼は私の関係で入ってくるものが多いので,吉田ゼミとひよこはどちらも地域活動のための学生たちの人材リソースでもあります。

今年になって,今日までに私が仲介したり,学生と一緒に参加したイベント(来月の予定を含む数)は全部で96回,参加した学生たちは67人,のべ数にすると291人の学生が地域に出て活動しています。

たとえば下の写真は先週日曜日,地元で行われた神田山荘フェスタというイベントで民児協の方と一緒に行った子どもたちの工作教室。こんな活動をほぼ毎週,地域のどこかでやっています。コロナの5類移行で地域活動は急増して,間に入っている私は本当に大変なのだけど,人の役に立つことをしながら感謝され,自身も楽しみ喜んでいる学生たちを見ると,大変でもやめられませんわ~。

  

しかも,地域からのイベントのリクエストに応じて「誰かおらん?」と学生たちに声をかけると,必ず誰かが応えてくれる。私なんか,学生時代そんなにボランティアなんてやっていなかったので,これってすごいことなんじゃないかと思います。

学生たちはほとんどみんなアルバイトもやっていて,それなりに忙しいらしいけど,無償のボランティア活動にこうやって休日返上で参加してくれるんだね。

 


 

今週末,比治山大学では大学祭が行われました。ひよこの学生たちはわたがしの模擬店を出展。

学生に聞いたら2日間で300個あまりのわたがしを売ったらしい。

そんな中,うれしく思ったことがありました。

このわたがし,100円なのですよ!

「ほんとに100円なの?」というお母さまに,「うん」といって,自分の頭より大きなわたがしを買ってきて,笑顔でうれしそうに食べる子どもたちの姿を見て思った。

うちのひよこたち,お金では得られないものの価値を知っているなぁ~。

それは人生を豊かにする力をもつ宝だと思う…もう私に教えることはありません。